Anselm Reyle

アンセルム・ライラ

2012年6月29日 – 2012年08月26日
レセプション:2012年6月29日(金)18:00〜20:00

SPECIAL EVENT

アーティストトーク

2012年6月29日(金)14:00-15:00
対談者:徐文瑞、アンセルム・ライラ
会場:築空間(アーキギャラリー)
(台北市重慶南路一段二號B1)

レクチャー

2012年7月14日(土)14:00-15:00
ゲスト:胡朝聖
会場:ARCTO DE CAFE
(台灣台北市中山區八德路二段335號)

Untitled, 2012
©2012 Anselm Reyle

ドイツのアーティスト、アンセルム・ライラの個展を開催いたします。
シュトゥットガルトの美術アカデミーで学んだアンセルムは、2009年からハンブルグの大学で教鞭をとっています。彼の作品はロ サンゼルスのMOCA、テートモダン、ロイヤルアカデミーオブアーツなど権威ある場所で展示され、近年ドイツでは、抽象表現主義と形式主義を扱うアーティストの代表的存在となっています。

ライラは都会でよく見かける素材であるPVCホイル、アクリル、鏡、コンクリートなどを数多く集めて それらから本来の機能を取り除き、アート的表現を通じて新たな定義を与えます。ライラは「抽象アートでは全てのものがはっきり、具体的に表現されます。一般的なアート素材を使わないことによって、 抽象 アートのドグマからの解放を模索しています。」と語っています。

ライラの作品はアール・アンフォルメル、抽象表現主義、ハードエッジなどの影響で、現代音楽、デザイン、建築史で表現されています。アーティストJan Verwoerは雑誌の取材で、「……ライラは観衆が共鳴できるイメージで、期待と関心を引き出す。それによって、幾何学的な抽象主義の主観性を飛ばしている」と語り、Brad Fingerは著書『知らざるをえない50人の現代アーティスト』の中で、「……ライラは二十世紀の抽象表現を改めて表現することに専念……現代主義をリメークする新たな世代を築き上げた。」と評価しています。

ライラの作品の中で最も知られているアルミホイル、数字のペインティングなどの作品、スタジオの廃材を使って仕上げた最新作をぜひご覧下さい。

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