タカノ 綾
たかのあや

Photo by Rakutaro Ogiwara
プロフィール
タカノの作家性はART業界において未だ解析されていない。
早すぎるアートの文脈を独自に形成中の珍しい作家と言えよう。
奇妙な世界の成り立ちや、社会の綻び、奇形の動物や人間の欲望のドグマが作品を構成するテーマである。
90年代から最近に至るまでハリウッドムービーは1960年代のアメリカのサイエンスフィクション小説群、例えばフィリップ・K・ディック等のハードSFが主流になっている。
難解な内容の一般への理解までの時間に30年以上の必要だったと言えよう。
同じようにタカノの真価は30年後以上の未来にこそ、理解される膨大な未知の情報に溢れている。
日本では、漫画家、SFをモチーフにしたエッセイストとしても人気が高く、雑誌を中心をする媒体への作品提供も数多くこなしている。
2000 | 多摩美術大学芸術学部卒業 |
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1976 | 埼玉県生まれ |
2014 | 「すべてが至福の海にとけますように」Kaikai Kiki Gallery(東京) |
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2012 | 「Heaven Is Inside Of You」エマニュエル・ペロタンギャラリー(香港) 「To Lose Is To Gain」エマニュエル・ペロタンギャラリー(パリ) |
2011 | 「Stars, flowers and honeynight」シーボルトハウス(ライデン) |
2010 | 「世界の間」Kaikai Kiki Gallery Taipei(台北) 「Artiste du New Pop SWR3 2010」Frieder Burda美術館(バーデン=バーデン) |
2009 | 「Reintegrating Worlds」スカルステッド・ギャラリー(NY) |
2008 | 「Toward Eternity」エマニュエル・ペロタンギャラリー(パリ) |
2007 | 「Tradition and modernity」ミロ美術館(バルセロナ) 「Wild dogs, hawks, owls, cats, a landfill the size of 44 and a half Tokyo Domes, the stratosphere」エマニュエル・ペロタン・ギャラリー(マイアミ) |
2006 | 「タカノ 綾」リヨン現代美術館(リヨン) 「都会犬」渋谷パルコ(東京)名古屋パルコ(名古屋) |
2005 | フリーズ・アート・フェア(ロンドン) 「銀河の果て、私の庭」ブラム&ポー画廊(サンタモニカ) |
2004 | 「タカノ 綾」デジタルギャラリーのウェブ・プロジェクト, ロサンゼルス現代美術館(ロサンジェルス) 「イッセイ・ミヤケby滝沢直己」2004-2005年秋冬コレクション(パリ)/コラボレーション作品を展示(東京) |
2003 | エマニュエル・ペロタン・ギャラリー (パリ) イッセイ・ミヤケのために滝沢直己とのコラボレーション(東京) |
2002 | 「SPACE SHIP EE」nanoギャラリー(パリ) |
2000 | 「Hot Banana Fudge」NADiff(東京) |