かいじゅうの手のひらには
秘密がいっぱい

佐藤玲

2012年05月17日 – 2012年05月20日
会場:香港コンベンション & エキシビジョンセンター

とある日、東京のとある場所を歩いていたときに
その風景の平凡さにとても違和感を感じました。

“全く平凡じゃないのに!”と

平凡でない事は今この瞬間も起こっているのに風景は全くのんきな顔をしています。そんなことはまるきりないような、もしくはすべてその“裏”にあるような。本当は“裏”でも無く、全てはこの平凡な風景の“延長線上”にあるというのに。そして私たちは全員その上にいます。

平凡/平凡じゃない、とか その他いろいろ裏/表や境界線を作ってしまう事で見えなくなってしまうもの、想像できなくなってしまうものの存在について考えてみました。そしてそれらの境をとった時に生まれてくる可能性について。

かいじゅうの手のひらには秘密がいっぱいというタイトルには続きの文章があります。

かいじゅうの手のひらには秘密がいっぱい
“でも彼の手のひらは彼の手のひらの中に!”です。

佐藤玲

ART HK12

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